課外活動

口笛(初演)

2002年8月6日-11日 @中野ザ・ポケット

口笛(初演)チラシ

キャスト

宅間孝行・永田恵悟・野口小百合
杉田吉平・待場淳介・片渕忍・金崎敬江
丸山麗・高山裕彰・小島徹也・西慶子
小渡志乃・吉成浩一・松永亜樹

スタッフ

作・演出/サタケミキオ 照明/葛生英之(日高舞台照明)
舞台監督/坂野詩織 舞台美術/向井登子
宣伝美術/山本恵章 演出助手/荘司カズヨ 制作/碓井夕梨子

ストーリー

東京から遠く離れた嫁不足に悩む過疎の村で両親を亡くし弟と二人で自動車整備工場を切り盛りする男、赤城辰吉。元暴走族総長!そんな彼にお見合いの話が舞い込む。しかも先方の都合で明日の予定がつかず急遽、栞とその父八郎が赤城家を訪れる事に。辰吉を取り巻く面々は一同大慌て。てんやわんやの中、栞を目の当たりにした一同は息を飲む。「こんな美人は辰吉にはもったいねえ。」だが八郎は辰吉の伯母清美に本音を洩らす。「私はこの結婚には正直反対なんです。」

しかしそんな父親の思いをよそに栞と辰吉の仲は急接近。しかも栞は何故だか辰吉に異様に積極的。そんな中、衝撃的ニュースが舞い込む。「翔子が・・・翔子が帰ってきた!」10年前、辰吉と翔子は将来を約束しあった仲だったが、翔子は夢を追い高校卒業後、東京の専門学校へ行ったのだった。

二人の間で揺れる辰吉。栞は何故辰吉に積極的なのか、翔子が10年ぶりに帰ってきた訳は・・・。

解説

今回の設定は東京よりはるか北の方にあるとある田舎町という事で、出演者のほとんどが東北弁を喋る事に。といっても劇中で地域の特定は言っていない為、各自それぞれがなんちゃって東北弁を喋っていた。サタケ氏曰く、北海道のイメージなのだそうで、自他共に認める「北の国から」フリークのサタケ氏のアイデアであった。これがこの後続く方言を使った芝居のはしりとなる。

笑いどころ満載の前半に対し、後半は急展開。過激なシーンもあり、そして切な過ぎるクライマックスとラストシーン。どの役に感情移入するかによって見え方も随分変わってくるという、色々な感想や反響を生んだセレソン的近松ストーリー。

裏話-内部告発-

今回劇中でスイカを食べるシーンがある為、稽古時からスイカを買って来ては食べる練習をしていた西 慶子。この頃から彼女のセレソンにおける汚れキャラが定着。前回「WHAT A WONDERFUL LIFE!」では涙を誘うシユウちゃん役だったのに・・・。

またフィリピン人の嫁を貰う役場のオヤジ善造役として待場淳介が久々に登場。劇中で清美伯母ちゃんに熱い鍋の中身を足にかけられ「アチーッ!」と叫びながらズボンを慌てて脱ぐ小動物っぷりは「今ビデオで観てもあのシーンだけはマジ笑える」とサタケ氏に言わしめたほどであった。

そして今回の目玉としてはクライマックスシーンでのスローモーション。ビデオを観たりなど研究するが、若い吉成はまだしも体の硬いオッサン二人宅間、永田はかなり体を酷使。特に宅間は「いたい・・・体がいたい・・・」とすっかりおじいになっていた。

Copyright (C) 2006 TOKYO SELECCION DELUXE. All Rights Reserved.