課外活動

JOKER

2001年12月11日-16日 @中野ザ・ポケット

JOKERチラシ

キャスト

宅間孝行・西村清孝・永田恵悟
砂塚 舞・星野史帆・猪口卓治・高山裕彰
吉田美穂・野口小百合・阿南敦子・杉田吉平
藤田京子・丸山 麗・小野麻希子・武田秀臣

スタッフ

作・演出/サタケミキオ 照明/葛生英之(日高舞台照明)
舞台監督/冨広陽子 舞台美術/向井登子
音響/飯島弘敬 宣伝美術/山本恵章 制作/碓井夕梨子

ストーリー

何の名所も特産品もない寂れた田舎町の寂れた温泉旅館「まつばら」に国会議員の大関代議士が急遽、泊まりに来る事になった。明日から始まる町の未来を賭けた町おこしのイベントを視察する事になったのだった。

町おこしの実行委員長を務める「まつばら」の次男であり主人の信雄をはじめ、三男で板長の将雄、仲居のくにゑ、真知子も大喜び。それもそのはず、町おこしのイベントを視察して、しっかりしたモノだと認められれば町おこしの資金が県の予算に組み込まれるよう大関先生が口を聞いてくれるというのだ。明るい未来を見出せるとあって、大関先生に好印象を与えようと張り切る「まつばら」の面々だったが、そこに不吉な知らせが舞い込む。長男の富雄が町に帰って来てるらしいというのだ。「疫病神」とあだ名される富雄はヤクザもの。しかも権力が大嫌い。とにかく大関先生と富雄が鉢合わせしないようにと大慌ての「まつばら」の面々。しかし行き違い、勘違いの交錯で話はとんでもない方向へ・・・。

解説

この後、セレソンお約束の劇場となる中野ザ・ポケット初登場のデラックス第3作。舞台セットも前回下北沢「劇」小劇場での「ぴえろ」に引き続きリアルなセット。旅館「まつばら」のロビーを再現。細かい所にまでこだわりをみせる舞台美術さんの仕事っぷりには観に来て下さったお客さんならずとも出演者陣も唸りをあげるほど。

また今回はサタケミキオ作品初の暗転なしノンストップシチュエーションコメディーの一幕モノ。この後、何作品か一幕モノを手掛けるサタケ氏だがその原点ともなる記念すべき一作となった。この作品、後半の展開はかなりのぶっ飛びようで初めて台本を渡された役者陣もまさかこんな展開になるとは・・・と思った程のハチャメチャコメディーっぷり。これを期に泣けるせつない話と笑えるあったかい話とをバランスよく提供するようになっていく。

裏話-内部告発-

前半のシーンでスナックのママを演じる吉田美穂に、宅間、西村、永田の三兄弟と猪口卓治演じる寂蓮が整列させられ順にビンタを食らうのだが、そのビンタの痛さはハンパではなかった。くるのがわかっている為、思わず逃げ腰になったり、顔がよけてしまったりとであった。まさに力士ばりのビンタ。もちろん彼女のあだ名は「どすこい」。セレソンではこういったビンタや突っ込みとして頭をはたくシーンがよく登場するが手加減するとさむいからと絶対に手加減は禁物とされている。しかしこの時ばかりは少しは手加減してくれよと切に願う四人組であった。

また今回急遽出演する事となった武田と阿南の二人。稽古時間の少ない中奮戦。特に阿南はヒロイン役を演じる事が多いザ・女優であるが今回は思いっきり三枚目。最近ではめったに観られない彼女のお宝的作品ともなった。

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