課外活動

歌姫(再演)

2007年7月11日-8月5日 @シアターサンモール

歌姫(再々演)

キャスト

宅間孝行・村川絵梨(アミューズ)・蘭香レア(アミューズ)
宮前利成・阿南敦子・西村清孝・飯島ぼぼぼ・杉田吉平
竹森りさ・吉成浩一・丸山 麗・西 慶子(劇団虎のこ)
大見 遥・須加尾由二(ソルトアース)

スタッフ

作・演出/サタケミキオ 照明/日高舞台照明
舞台監督/松井佐知子 舞台美術/向井登子 舞台製作/太陽座
音楽プロデューサー/伊藤薫 音楽監督/矢田部正 音響/多田トモコ
宣伝美術/田尻奈津子 宣伝写真/齊木恵太
演出助手/越村友一 制作/小渡志乃 プランニング/緒方宣文・槙和美
協賛/フルキャストグループ
企画制作/ビクターエンタテインメント 東京セレソンデラックス
協力/チアーズ

ストーリー

ここは高知のとある寂れた漁場町にひっそりと佇む映画館「オリオン座」。

これから流す映画の上映を最後に閉館する事に。その最後の作品を観に、東京から息子を連れ小泉ひばりが訪れる。その土佐清水オリオン座最後の上映作品は1960年代に作られた「歌姫」という作品であった。脚本はジェームス太郎。戦後のドサクサで記憶喪失になった男と彼を愛する女性の純愛の物語であるという。この映画を最後に上映する事が、先月亡くなったこの映画館の持ち主、松中 鈴の遺言であった。

この作品には一体どんな意味があるのか・・・そしてひばりがこの映画を観に来た理由は・・・。
上映を前にひばりのかつての記憶が蘇ってくる。ここオリオン座が活気づいていた頃、人々が映画に熱狂していた昭和30年代へ・・・。

解説

ありがたい事に初演時から再演を望む声が多く、サタケ氏も思い入れの深いこの作品。
昨年末には今回に先駆け「DXナイト2006〜演っちゃるぜよ〜」と銘打ち、六行会ホールにて特別プレビュー公演も行われた。
そして今回、いよいよシアターサンモールにて約1ヵ月に及ぶ公演。

今回、ヒロイン鈴役には、TV、CM等で活躍の村川絵梨さん。
なんと彼女はこのセレソン出演が初舞台との事。記念すべき初舞台の場にセレソンを選ぶとは、若さゆえ、判断を誤ったとしか思わずにはいられない。
しかしながら、初舞台とは思えぬほどの好演で、とってもチャーミングな鈴に。

また、メリー役には、舞台中心に活躍中の蘭香レアさん
宝塚出身だけあり、見せ場のひとつであるフラフープも華麗に回してのけた。その長身と華やかさから、となりで同じくフラフープを回す鯖子役の西慶子と並んでみると「やっぱ神様って不公平だよなぁ」と、逆に西慶子が愛しく思えるほどであった。

その他、初演時、プレビュー公演とはまたキャストも一新。
舞台セットも、オリオン座の外に堤防ができ、またメリーさんのバーまでも映画館の向かいに設置。再演だけあって、リニューアルパワーアップバージョンでお届けしました!

裏話-内部告発-

毎回セレソンでは、上演前にお客さまに対して「携帯電話の電源はお切り下さい」などといった上演中の色々な注意事項の説明、いわゆる「前説」というモノを芝居仕立てで行うのが恒例となっている。
いつ頃から始まったのかは定かではないが、単に注意事項の説明というだけでなく、上演前にお客さんの反応や入客状況をさりげなくチェックしてみたり、何より上演前にお客さんをあっためておく、というほんのちょっぴり大役でもある。

今回、約1ヵ月に及ぶ公演の最終日を前に宅間孝行が「俺も前説やってみたい!」とダダをこね出し、千秋楽にてサプライズ的に見事、前説デビュー。

パートナーは、セリフを噛むことでは天下一品、その噛みっぷりは天性のもの、という事から「噛みの子」と異名をとる宮前利成。これまでこの公演中、飯島ぼぼぼ、須加尾由二と映写技師三人という設定で、前説をやっていた宮前氏。千秋楽は宅間と映画館にやって来た母子の設定で。母親役は宅間。ありあわせの衣装でおばさんに変身。こんなデカイおばさんは正直見た事がない。

この模様は、DVDにも収録。怖いもの見たさたっぷりの方は、観て確認していただきたい。ちょっとしたお宝映像。
数分後に太郎として登場する男と同一人物であるとはとても思えない。

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