課外活動

口笛(再演)

2005年8月2日-14日 @中野ザ・ポケット

口笛(再演)チラシ

キャスト

宅間孝行・永田恵悟・杉田吉平・鈴木弥生
吉成浩一・鈴木成彦・西慶子・万田ユースケ
小渡志乃・加藤妙子・竹本哲也・河野由佳
鈴木智・栗谷麻衣子・松永結衣

スタッフ

作・演出/サタケミキオ 照明/日高勝彦
舞台監督/松井佐知子 舞台美術/向井登子
音響/多田トモコ 宣伝美術/グラフマニア
演出助手/水谷かおり 制作/碓井夕梨子・村上和彦

ストーリー

東京から遠く離れた嫁不足に悩む過疎の村で両親を亡くし弟と二人で自動車整備工場を切り盛りする男、赤城辰吉。元暴走族総長!そんな彼にお見合いの話が舞い込む。しかも先方の都合で明日の予定がつかず急遽、栞とその父八郎が赤城家を訪れる事に。辰吉を取り巻く面々は一同大慌て。てんやわんやの中、栞を目の当たりにした一同は息を飲む。「こんな美人は辰吉にはもったいねえ。」だが八郎は辰吉の伯母清美に本音を洩らす。「私はこの結婚には正直反対なんです。」

しかしそんな父親の思いをよそに栞と辰吉の仲は急接近。しかも栞は何故だか辰吉に異様に積極的。そんな中、衝撃的ニュースが舞い込む。「翔子が・・・翔子が帰ってきた!」10年前、辰吉と翔子は将来を約束しあった仲だったが、翔子は夢を追い高校卒業後、東京の専門学校へ行ったのだった。

二人の間で揺れる辰吉。栞は何故辰吉に積極的なのか、翔子が10年ぶりに帰ってきた訳は・・・。

解説

「風鈴三部作」の名前の由来は、それぞれの作品が初演時より劇中で風鈴の音色を効果的に使用していた為である。

風鈴の音は夏らしさを演出するばかりでなくどこか懐かしさや時には切ない雰囲気も醸し出す。鳴らすポイントや鳴らし方にも演出が施され、今回の三部作において欠かせない小道具の一つとなった。もちろん初演の際から後に三部作として再演する事を見越して使用していた訳ではない。

「悲しくてやりきれない切なさ」というキャッチコピーがついた三部作第二弾「口笛」。

「夕」が切ないながらもどこかファンタジックな作風なのに対し、その切な過ぎるクライマックスからセレソン的近松ストーリーの異名を持つ作品。

キャストも初演時より半分強が一新される。辰吉の高校時代のマドンナ翔子にはセレソン久々登場の鈴木弥生が。ちなみにラストで登場する栞はセレソンレギュラー陣のひとり、松永亜樹の実の妹。

裏話-内部告発-

今回のこの企画、二週間本番をやっては三週間次の作品の稽古、そしてまた二週間本番・・・といったようなスケジュールで行われた。そんな訳で「夕」に出演していた杉田吉平と演出助手を務めた小渡志乃は「口笛」に出演する為、稽古に参加すべく「夕」の打ち上げの後、朝から稽古場に合流を余儀なくされた。しかも初日より通しを。

この稽古期間中、宅間孝行が誕生日を迎えその日の稽古後に、もちろん本人には内緒で「夕」「口笛」「ぴえろ」チームが集結、お祝いを。いつもはハメる側の宅間もまんまと逆にハメられ皆からのプレゼントにちょっとうるうるする場面も。カメラがとらえた決定的瞬間であった。

そんな子供っぽい事で盛り上がる事が大好きなセレソン一同。一番の落ち着きぶりをみせていたのは松永結衣かもしれない。この当時まだ10歳ながら本番開演してから姉亜樹手製の弁当を「さてと・・・」と食べ始めるといったその落ち着きぶりは末恐ろしさを感じさせるものであった。

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