課外活動

夕(再演)

2005年6月28日-7月10日 @中野ザ・ポケット

夕(再演)チラシ

キャスト

宅間孝行・阿南敦子・西村清孝・杉田吉平
飯島ぼぼぼ・村上和彦・越村友一・松永亜樹
あい・丸山麗・中川優子・高橋亜里沙・関本なこ
高橋千華・猿田モンキー

スタッフ

作・演出/サタケミキオ 照明/日高勝彦
舞台監督/松井佐知子 舞台美術/向井登子
音響/中村塁 宣伝美術/グラフマニア
演出助手/小渡志乃 制作/碓井夕梨子・村上和彦

ストーリー

長崎にある海の家兼民宿「あいかわ」には地元では「長崎のキングギドラ」と異名をとり恐れられる暴れん坊のヤンキー三兄弟がいた。相川欣弥、元弥、雅弥の3人だ。「あいかわ」の隣りに住む幼なじみの三上 夕は次男坊の元弥「もっちゃん」に恋心をずっと抱いていた・・・。しかし当のもっちゃんはそんな夕の想いをよそに、夕の親友である薫に恋心を抱く。そしてその夕の親友薫は、元弥の親友、塩谷に恋してて・・・。

時が流れ、それぞれが大人になっていく中で、それでも夕はもっちゃんに対する想いをなかなか言葉にできない。そして夕には会社の上司、徳永からのアプローチが・・・。それぞれの想いが交錯する中、思いがけないラストへ・・・。もっちゃんは夕の想いに気付き、それに応えてやれるのか、夕はその想いを言葉にできるのか・・・。

解説

これまで「WHAT A WONDERFUL LIFE!」以外、再演作品はひと作品もなかったセレソンだが満を持して「切ない夏の風鈴三部作」と題し「夕」「口笛」「ぴえろ」の3作品を連続上演する事に。

セレソンでは夏の時期の公演で切ない話を、冬の時期には笑える楽しい暖かい話をというパターンでこの数年上演してきた。これら3作品はその夏に上演されてきた切ないストーリーたちである。んでもって今回は初の各二週間公演。かなり思い切った企画となった。

その中でも初演当時より再演の呼び声が高かったこの「夕」。セレソン初参加組を含め、一部新たなキャスティングで復活。

主演である宅間孝行と阿南敦子の高校生役はもうかなり限界に近づいているのでは・・・という声もあったがそこは芝居のウソという事で両者ともに森光子ばりの熱演を。そして飯島ぼぼぼ、高橋亜里沙の2ショットシーンのおどろおどろしさも健在、というかパワーアップしていたのであった。

裏話-内部告発-

今回第一場でのセーラー服からはみ出る腹を見せたいが為だけに、役作りの為かなりの体重増量を図ったのぶ子役の松永亜樹。初演の「夕」でも同じ役どころを演じた彼女。初演時よりもグレードアップしたところをお見せしたいという気持ちは良くわかるが、まだ20代前半の麗しき乙女であるはずの彼女、かなり女を捨てた捨て身の役作りを。そして見事自他共に認めるデブに。毎ステージ演じずとも腹で笑いをとってみせた。

また役作りつながりで言えば、夕の上司、徳永役を演じた村上和彦。初演時には長南 公が演じた役に村上を抜擢。プライベートの彼は身なりも小綺麗にし、さわやかさを売りにしているが今回は中年の渋味を出す為、ご自慢の直毛にパーマを、そしてヒゲもたくわえ、これまでセレソン内では見せた事ない風貌へ。役への入れ込みようをのぞかせた。が動きが尋常ではなく、実は人間ではなくロボだという事が判明。演出サタケ氏からのダメ出しも終始「油さしといて」だった。

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